匠塾のクローズへの思い
匠塾という、8年間塾長として引っ張ってきた愛すべき勉強会コミュニティが今月の実施回(5/11)をもって活動終了しました。
これまで一緒に学び、成長し、共に価値を創り出してきた皆さんへ、心からの感謝を伝えようと思いポエムを書きます。 結構、バタバタと決まったので、最終回がひっそりと終わってしまったこともあり、ここで一つの区切りをつけれたらなという思いもあります。
匠塾とは何だったのか
そのビジョンと活動内容
匠塾は、
「価値から物事を考え、現状にとらわれずに価値を生み出すビジネスモデルを導く思考が身につく場を皆で作り上げる」
をビジョンに掲げ、匠Method という方法論を学ぶ場でした。
参加者は全員が紹介制。 紹介制とすることで、広くコミュニティに人を集めるというよりは、つながりのある高い志を持つ人々だけを集め、共にレベルアップするという思いのビジョンを追求しました。 結果として、想いを持った人が集まり、濃いコミュニティを作り上げることができたのではないかと思っています。
匠Method って?
匠Method は、匠BusinessPlace の萩本さんが創られた
価値から戦略・業務をデザインする
ことをビジネス企画やプロジェクトデザイン、システムデザインやキャリアデザインと幅広く様々な企画やデザインの領域で適用することができる方法論です。
思考法でもあるため、匠Method の普段使いといった言葉もあるとおり、日常生活の中で活用していくこともできます。
過去に、このブログでも以下の記事を書いているので、ご参考ください。
匠塾の3つのコンセプト
「価値から物事を考え、現状にとらわれずに価値を生み出すビジネスモデルを導く思考が身につく場を皆で作り上げる」
このビジョンを下支えするために、私たちは 3 つのコンセプトを掲げていました。 「1回完結」、「レベル分け」、「一歩上へ」。
途中で見直しして、シン・「ビジョン、コンセプト」としてコレを打ち出していたのですが、皆さんそれぞれのビジネスに活かすため、一歩上のレベルを目指して参加いただいていました。
このビジョンやコンセプトも、匠Method を使って「コミュニティの価値あるあり方」をモデリングして定めていました。 結果として、このデザインした通りの活動を行うことができていたかなと思っています。
匠塾の軌跡
開催履歴とメンバー数
2015年5月に匠塾の開催が確定し、同年7月に初回が実施されました。 ふと、Facebook を見ていたら、ちょうどピッタリ 8 年前に萩本さんが匠塾のアナウンスをしていたという奇跡のようなタイミングで、このポエムを書こうという思いになりました。
毎月第二木曜日を活動の基本の日(祝日等でズレる)としていました。 それから 8 年間で、通算 88 回もの勉強会が開催され、合計 254 名のメンバーと共に学び続けることができました。
以下の Facebook ページにて、過去の活動の一部を発信していたので、どんな会だったかの雰囲気はコチラを参照してください。 https://www.facebook.com/takumijyuku
大LT大会
活動の中で、想い出深い勉強会イベントとしては、匠塾生を中心としてオープンに実施した LT 大会・交流イベントがありました。 半年か 1 年に 1 度の LT 大会・交流イベントでは、匠Method の原点であるシステム企画&開発の事例以外の、 「IT系以外のお仕事で使ってみた」「日常で使ってみた」「匠Methodってこんな意外な側面が!」などなど、 普段、匠Methodの真髄を探求し続ける塾生ならではの体験談を(お酒を飲みながら)熱く暑く語る場でした。
以下の connpass のイベントページから、当時の熱いイベントでの発表資料を参照いただけます。
匠塾 大LT忘年会 2017 ビジネスをデザインする匠Method - connpass
匠塾 大LT大会 2018夏 ビジネスをデザインする匠Method - connpass
匠塾 大LT大会 2018冬 ~みんなの「嬉しさ」をデザインする匠Method~ - connpass
匠塾 大LT大会 2019夏 ~みんなの「嬉しさ」をデザインする匠Method~ - connpass
匠塾 大LT大会 2019冬 ~みんなの「嬉しさ」をデザインする匠Method~ - connpass
【オンライン開催】匠塾 大LT大会2020夏~みんなの「嬉しさ」をデザインする匠Method~ - connpass
【オンライン開催】匠塾 大LT大会2020冬~みんなの「嬉しさ」をデザインする匠Method - connpass
そして、コロナ禍に入り集まっての開催が厳しくなり、実施した「匠らじお塾」。
新たな価値を追求しようという試みとして、ラジオ風イベントを開催してみたりもしました。 参加方法として、
- リスナー参加…耳だけ参加メイン。職場からの帰り道や、家事をしながら聞きたい人向け。Twitterを通じたお便り投稿もできます。
- スタジオ参加…徹底討論への参加権がある。がっつりイベントに参加する人向け。もちろんTwitterでのお便り投稿も可能。
が選べるという一風変わった勉強会イベントに仕立て上げました。
「匠らじお塾」開催模様を Togetter でも追えるようになっています。
勉強会への色々な参加の仕方や関わり方ができるように、実施してくる中でレベルアップしながら、新たな価値を提供し続けてきました。
執行部への感謝
「匠Method を広く学べる場を継続したい!」という僕の勢いだけの想いに共感してくれて、執行部のメンバーが匠塾や僕を支えてくれました。 写真の通り、最初の決起集会からメンバーが変わったり増えたりする中で、新しい集合写真を撮るタイミング無く終わることになりました。
こうして写真を見ていると、「執行部メンバーが関わってくれたおかげで続けられたな」とヒシヒシと思うので、ホント感謝しかありません。 この場を借りて、歴代の執行部メンバー皆さんにお礼させてください。
新たな旅立ち:匠Methodユーザーグループ
匠塾としての活動は終了しましたが、実は私たちの旅は終わりません。 新たに「匠Methodユーザーグループ」として、引き続き学びの旅を続けます。 同じ価値観を共有する皆さんと一緒に、新たな一歩を踏み出すことを楽しみにしています。
まだ、細かい話は準備中なのでお伝えできませんが、以下のTwitter アカウント等で続報をお届けします。
また、匠塾だった Facebook グループは、引き継ぐ形で、すでに「匠Methodユーザーグループ」へと変更されています。
5. まとめと次への一歩
長いようで短い時間、皆さんと共に過ごし、共に学んだ経験は僕にとって貴重な宝物です。 皆さん、そして執行部メンバーによって支えられ、共に成長できたことに、心より感謝しています。
匠塾という舞台が幕を閉じ、匠Methodユーザーグループとして新たな旅が始まる今、これまでの経験を胸に、みんなで新たな一歩を踏み出しましょう。 これからも共に成長し続けるために、皆さんの支えが引き続き必要です。
ぜひ、私たちの次回作にご期待ください!