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記録に残るか?記憶に残るか? 〜BPStudy #124 で高崎健太郎愛あふれる LT 登板をした際の発表アイデアの練り方

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12月19日(金)に BPStudy*1で LT をさせて頂きました。・・・と前回とまったく同じ書き出しからスタートしますw

が、今回は、LT で伝えたかったことのまとめと共に、どの様に LT に向けてアイデアを練っていったかという所にフォーカスして書いてみたいと思います。どこかで発表をしようという人へ参考の一つとなればと。

bpstudy.connpass.com

BPStudy の毎年 12 月と 3 月の回は、名称が Baseball Play Study になって、野球好きのエンジニアとそのフレンズたちが集まる野球の祭典回となります。
データサイエンス、サイバーメトリクス、テキストマイニング機械学習などを絡めたエンジニアリングしているネタから、四象限で分析をしたもの、ただただ野球愛を語るものといった色々な野球 LT があって、野球好きにはたまらない回です。

詳しくは、以下の togetter を見て頂くとライブ感ある雰囲気を感じ取って頂けるのではないかと思います。

togetter.com

で、今回、僕は「記録に残るか?記憶に残るか?」といったタイトルで、横浜DeNAベイスターズの投手「高崎健太郎」さんについて熱く語ってきました。

資料は、以下です。

LT登板決定まで

発表に至ったキッカケ

既にお気づきかもしれませんが、「高崎健太郎」投手と僕は同姓同名です。
彼がドラフト希望入団枠で横浜ベイスターズ*2入りが決まった翌日に、出社したら上司から「高崎さん、ドラフト一位おめでとうございます」と言われました。当時あまり野球をウォッチしていなかった僕はググって、同姓同名の選手が横浜に入ったということを知ったのが最初の出会いでした。

が、スライドの通り僕は巨人ファンなので、まあ同姓同名の選手が活躍して巨人に移籍したらいいなぁと思った程度でした。

それから、気にはなって、たまにチラチラと成績を見ていたり、勉強会やイベントで横浜ファンの人に名刺を渡すと喜んで貰えるといった程度の繋がりがありました。
そんな中、ついに今年、現役引退されるとの発表が出たのです!

少しして Baseball Play Study の募集が始まり、このタイミングを逃すと、この同姓同名というおいしいネタを使って話すタイミングが無くなる!という焦りwと、今までは参加した際に聞く側だけだったけれども、アウトプットすることの大切さを

このブログでも書いてますが、最近非常に大事だと考えているので、「発表することがあるから発表する」のではなく「発表すると決めてからテーマを探す」ということを常々言っている佐藤 治夫さん ( @haru860 )の言葉に従って公募 LT に真っ先に申込みました。

LT登板への準備

さて、そんな展開で LT 登板を決めたので、「高崎健太郎」投手という掴みのネタは決まっているものの話す内容・テーマは決まっていませんw

また、チラチラ見ていた程度なので、それほど深く「高崎健太郎」投手を知っている訳でもありません。

まずは調べる

ということで、キチンと知るためにインプットをしなければならないと考え、まずは、「高崎健太郎」投手を改めて深く調べることにしました。

チラチラ見ていた際にも、見た記事ではあったのですが、

column.sp.baseball.findfriends.jp

といった元 SMAP の中居くんが「高崎健太郎」好きらしいです。巨人ファン繋がりもあるので、コレは発表する際のネタの一つになるのではとストックしました。*3

www.baseballchannel.jp

また、引退の発表後でしたので、引退に関するニュースが多く出てきました。
ココで、DeNA の黎明期*4を支えたという活躍の歴史や成績を情報として仕入れ、この辺りがキーワードとして何か使えるのではないかと考えました。

そんな活動をしていた中、何か虫の知らせが届いたのか

 と、BPStudy 繋がりのにがうり ( @nigauryyy )さんからステキなリンクが送られてきました。
この記事も読んで、前述の中居くん同様に「高崎健太郎」投手は、かなり愛されていた様だということをヒシヒシと感じました。

集めた情報からメインとなるキーを探す

色々と調べていく中で、いくつか情報やキーワードが集まってきましたが、その中でもインパクトがある何かキーになるようなモノがないかなといった視点で、集まったモノを整理していきました。

その中で、

www.baystars.co.jp

この現役引退のお知らせの中にある本人のコメントの書き出し

一番の思い出は、球団が横浜DeNAベイスターズになり、新球団としての第一球目を投げられたことです。

この部分が、やはり彼を語る中で一番のキーになるのではないかと思いました。

メインとなるキーと伝えたいこと(何らかの価値)をリンクさせる

エンジニアや経営者などが集まったビジネス的*5な勉強会なので、ビジネス話や仕事論に繋がると何らかの価値が生まれるだろうと考えました。
なので、その見つけたキーとなる部分が何か伝えたいこと(何らかの価値)に繋がらないかと、さらに思考を巡らせました。*6

ふと、直近の新球団*7になった他の球団の開幕投手は誰だったんだろう?という疑問が自分の中に生まれ、自分が気になったということは他の野球好きの人も興味を持ってくれるネタになるのではないかと思いました。

で、福岡ソフトバンクホークス東北楽天ゴールデンイーグルスを調べてみたら格のあるピッチャーばかり。さすが開幕投手
ということで、コレはメインに使えそうなネタだなと改めて思いました。

実際、そのネタはツイートされていたので狙いはあっていたのかなと。

新球団で開幕投手という記録に残ると、みんなの印象に残るんだなという、今回伝えたいこと(何らかの価値)がおぼろげながら見えてきました。

タイトルを決める

伝えたいことを更に洗練させようと、「言葉」としてまとめることにしました。
「言葉」としてまとめると、自分の考えがはっきりと形になり、自分の中でもテーマをしっかりと捉えられるようになります。結果として、それがそのままタイトルになることが多いです。

タイトルになるので、ある程度はキャッチーな方が聴衆を引き込めると思っています。
今回は、

新球団で開幕投手という記録に残ると、みんなの印象に残る

といった伝えたいことを軸に、よく「記録よりも記憶に残る選手」といった言葉を聞くので、その言葉に絡めることでキャッチーさを出し「記録に残るか?記憶に残るか?」といった言葉にすることにしました。
記録に残ることで記憶に残るというテーマが明確に固まりました。

伝えたいことに繋がるエピソードや事例を盛り込む

テーマが決まったら、それに対してのスライドを作っていきますが、そのテーマを肉付けするエピソードや事例があると、より伝わりやすくなります。

ビジネス的な方への肉付けとして、自分が研修講師をやっている時があるのですが百人規模の生徒がいると申し訳ないですが全員を覚えることができないといったエピソードがあったので、それを盛り込むことにしました。中間のボリュームゾーンに入ってしまい目立たないぐらいであれば、成績悪いトップ層で記録に残ると、まずは名前を覚えて貰えます。そこから V 字回復すると人間の印象とは不思議なもので、あいつは頑張ったからスゴイとなります。目立たないままでいるより、良い展開になります。
まあ、そのまま成績悪いと駄目ですし、成績良いトップ層になれるなら、そっちの方がいいですがw
記録に残ると記憶に残って、諦めなければ逆転のチャンスがあるよって話だと思っています。

また、「高崎健太郎」投手との名前以外の共通点や、今年、人生初の 2 軍戦を横須賀スタジアム(スカスタ)に見に行くということをした*8のですが、その際に先発「高崎健太郎」投手だったという奇跡をエピソードとして盛り込み、愛あふれる内容も肉付けして発表内容にストーリー性を持たせました。

ネタの検証をして面白そうなことを盛り込む、もしくは冗長なモノを削る

そんな内容がだいぶ固まって来た所で、「高崎健太郎」について話そうと思っているという話を BPStudy の 1 週前のタイミングで機会があったので、ちょっと小出しにして話をしてみたりしました。自分がやろうとしてるネタが面白いと思って貰えそうかといった検証です。

その会話の中で、高崎愛のためにやろうか迷っていたネタの一つ「高崎健太郎」選手の名前入りユニフォームを着て登板するがウケそうだということが判明したので、その日のうちにメルカリで手配しましたw*9
そして、当日、ユニフォーム生着替えというネタが完成しました。

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逆に、中居くんのネタや、また、記録に残って記憶に残るという所で、中途採用面接や面談に来た人が資格を持っていると「あー、あのネットワークスペシャリストの人ね」といった感じで印象に残ることが良くあるから資格も役に立つ所があるよというエピソードもあったのですが、その辺りは時間の都合もあり削りました。

 

こうして、振り返ってみると LT で 5 分喋るために、色々と準備しているなぁ。

まとめ

【LT で伝えたかったこと】

記録に残ると記憶に残ります。
2位じゃ駄目なんですよ。忘れ去られちゃうw*10

【発表アイデアの練り方】

僕流な要素が強い所もありそうですが、「発表すると決めてからテーマを探す」ことへの一つのやり方として参考になればと思います。
ここまで読んでくれた人が、参考にしてくれて、どこかで発表をしてくれると、面白い話が聞けるんじゃないかと僕も楽しみです。

  1. まずは調べる
    発表する内容のインプット大事。
  2. 集めた情報からメインとなるキーを探す
    何らかインパクトがあった方が伝わりやすいのでキーとなるものがあるといい。
  3. メインとなるキーと伝えたいこと(何らかの価値)をリンクさせる
    そのキーと、伝えたい何らかの価値を結びつけて、テーマとする。
  4. タイトルを決める
    タイトルを決めることでテーマで伝えたい事が「言葉」としてイメージしやすくなる。
  5. 伝えたいことに繋がるエピソードや事例を盛り込む
    伝えやすくなるように、肉付け。
  6. ネタの検証をして面白そうなことを盛り込む、もしくは冗長なモノを削る
    やろうとしていることが間違っていないか検証して反映する。
 ※ 発表に向けての準備は大事。

最後に

 といった様に「高崎健太郎」さんは、横浜DeNAベイスターズの球団職員として第2の人生を歩まれるとのことです。

第2の人生でも、記録に残って記憶に残るご活躍のお話が流れてくる日を楽しみに、応援しています!

追記 (2018/1/7)

いい記事が出ていたので、追記。
1軍での引退試合はクライマックスが絡んでたから、固辞したとのこと。

過渡期を支えた高崎健太郎の存在がなければ、DeNAの2年連続Aクラス入りは成しえなかっただろう

sports.yahoo.co.jp

*1:株式会社ビープラウドさんが、2007年9月から毎月1回のペースで開催しているWeb系勉強会。120回を越える実施回数という凄い勉強会

*2:当時は、まだ横浜ベイスターズ

*3:実際には、このネタは発表内容が巨人に広がって時間内に収まらなそうと思ったので使いませんでしたが。

*4:暗黒時代??

*5:一応w

*6:キーを考えていく中でも「伝えたいことは何か?」は並行して考えてはいました

*7:経営母体が変わった所として定義

*8:もちろん、巨人 2 軍の応援で行ったのですが、「高崎健太郎」投手が出てくると両方応援してしまうので困ったものでしたw

*9:結果、人生初の名前入りユニも巨人じゃないものになりましたw

*10:イチロー「2位じゃ駄目なんですよ」 代打安打記録にあと1本届かず - 野球 - SANSPO.COM(サンスポ)